VACCINATION / IMMUNIZATION

予防接種を、年齢・持病・接種歴に応じてご案内します

大神内科クリニックでは、小学生以上のインフルエンザワクチンをはじめ、 肺炎球菌、帯状疱疹、HPV、MR・風しん、B型肝炎、日本脳炎、RSVなど、 年齢、基礎疾患、接種歴、福岡市の助成制度、在庫状況を確認しながら各種予防接種をご案内します。

特に、喘息、COPD、間質性肺炎、糖尿病、心疾患などの基礎疾患をお持ちの方では、 感染症をきっかけに体調が大きく悪化することがあります。 ワクチンは感染を完全に防ぐものではありませんが、重症化予防のための重要な選択肢です。

  • 肺炎球菌
  • 帯状疱疹
  • インフルエンザ
  • HPV
  • MR・風しん
  • B型肝炎
  • 日本脳炎
  • RSV

ワクチン接種は原則として電話予約です。
在庫確認や取り寄せが必要な場合があるため、接種をご希望の方はお電話でお問い合わせください。 定期通院中の方は、診療の際にあわせてご相談・ご予約いただくことも可能です。

OUR POLICY

当院のワクチン接種の考え方

予防接種は「受けられるものを何でも受ける」というよりも、 年齢、持病、過去の接種歴、これからの生活、自治体制度を踏まえて整理することが大切です。 当院では、内科・呼吸器内科・感染症診療の視点から、感染症による重症化リスクを意識しながら、 必要なワクチンを一緒に確認します。

1

小学生以上から成人・高齢者まで対応

当院では、小学生以上のインフルエンザワクチンをはじめ、成人・高齢者、基礎疾患をお持ちの方の予防接種についてご相談いただけます。

2

接種歴と対象制度を確認

公費助成の対象、過去の接種歴、抗体検査結果、自治体からの案内文書などを確認し、接種の必要性を判断します。

3

原則として電話予約です

ワクチンは在庫確認や取り寄せが必要な場合があります。接種をご希望の方は、お電話または診療時にご相談ください。

小児の予防接種について

乳幼児期から継続して行う定期予防接種は、原則として小児科や自治体の案内に沿ってご相談ください。 一方で、当院では小学生以上のインフルエンザワクチンや、接種歴・抗体価・自治体制度に応じたMRワクチン、日本脳炎ワクチンなどについては対応できる場合があります。 ご希望の際は、事前にお問い合わせください。

WHO SHOULD CONSIDER

このような方は予防接種をご相談ください

予防接種の必要性は、年齢だけでなく、持病、生活環境、職業、家族構成、これまでの接種歴によって変わります。 「自分が対象になるのか分からない」という場合も、案内文書や接種歴が分かるものをご持参ください。

呼吸器疾患

喘息・COPD・間質性肺炎などがある方

呼吸器疾患がある方では、インフルエンザ、肺炎球菌、RSVなどの感染症をきっかけに咳、痰、息切れが悪化することがあります。

高齢者

高齢者肺炎球菌・帯状疱疹の案内が届いた方

福岡市など自治体から予診票や案内が届いた方は、対象期間や接種歴を確認したうえで接種を検討します。

接種歴不明

過去に接種したか分からない方

接種済証、母子健康手帳、自治体からの通知、抗体検査結果などがあると判断しやすくなります。不明な場合もご相談ください。

家族・妊娠関連

風しん抗体価やMRワクチンが気になる方

妊娠を希望される方やその周囲の方では、風しん抗体検査やMRワクチンの対象確認が重要になることがあります。

AVAILABLE VACCINES

当院で相談できる主な予防接種

以下は主な予防接種です。実際に接種できるかどうかは、対象年齢、接種歴、在庫状況、自治体制度、当日の体調によって変わります。 取り寄せが必要なワクチンもありますので、事前にお電話でお問い合わせください。

PNEUMOCOCCAL

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、肺炎、菌血症、髄膜炎などの原因となることがあります。 高齢の方や呼吸器疾患などの基礎疾患をお持ちの方では、接種歴を確認しながら検討します。

  • 高齢者肺炎球菌の定期接種対象となる場合があります
  • 過去の公費接種歴により、助成対象外となることがあります
  • 令和8年度から福岡市の定期接種では20価肺炎球菌結合型ワクチンが使用されています
HERPES ZOSTER

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、加齢や免疫力の低下などをきっかけに発症し、皮疹が治った後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛を残すことがあります。

  • 50歳以上を中心に相談の多いワクチンです
  • 生ワクチンと組換えワクチンがあり、接種回数や特徴が異なります
  • 福岡市の定期接種・任意接種助成の対象となる場合があります
INFLUENZA

インフルエンザワクチン

秋から冬にかけて流行するインフルエンザの重症化予防を目的としたワクチンです。 当院では例年、小学生以上の方を対象に接種を行っています。

  • 接種開始時期や在庫状況はシーズンごとに変わります
  • 高齢者では自治体制度の対象となる場合があります
  • 発熱時や急性疾患がある場合は接種できないことがあります
HPV

HPVワクチン

HPVは子宮頸がんなどに関わるウイルスです。定期接種や接種歴の確認、未完了分の相談などに対応します。

  • 対象年齢や接種歴の確認が必要です
  • 母子健康手帳や接種済証があると確認がしやすくなります
  • ワクチンの在庫確認が必要です
MR / RUBELLA

MRワクチン・風しん対策

麻しん・風しんの予防を目的としたワクチンです。 妊娠を希望される方やその周囲の方、風しん抗体価が低い方では、抗体検査や接種歴を確認してご案内します。

  • 妊娠中の方はMRワクチンを接種できません
  • 風しん抗体検査結果がある場合はご持参ください
  • 福岡市の助成対象となる場合があります
OTHERS

B型肝炎・日本脳炎・RSVなど

B型肝炎、日本脳炎、RSVなども、年齢、接種歴、職業上の必要性、基礎疾患、在庫状況に応じてご相談ください。

  • B型肝炎は職業上のリスクや抗体価確認が関わることがあります
  • 日本脳炎は接種歴や年齢により判断します
  • RSVワクチンは高齢者や慢性呼吸器疾患のある方で検討されることがあります
  • 海外渡航目的の専門的なワクチン相談は、渡航外来でのご相談をおすすめします
TRAVEL MEDICINE

海外渡航前のワクチン・渡航外来について

当院では、黄熱、A型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎菌ワクチンなど、海外渡航に関連した専門的な予防接種や、 マラリア予防内服を含む渡航外来には対応していません。

渡航先、滞在期間、出発日、渡航目的によって、必要なワクチンや接種スケジュール、予防内服の要否が変わります。 海外渡航前の相談は、専門の渡航外来で早めにご相談ください。

TRAVEL CLINIC

九州大学病院 グローバル感染症センター 渡航外来

渡航先の感染症情報、予防接種、マラリア予防内服を含めた薬の処方、帰国後の健康相談などに対応している専門外来です。

TRAVEL VACCINE

福岡県済生会福岡総合病院 渡航ワクチン外来

海外旅行、海外出張、留学などを予定している方に対し、予防接種や予防薬の処方を行う外来です。

渡航前の相談は早めの準備が必要です

渡航用ワクチンは複数回接種が必要なものや、接種後に一定期間を要するものがあります。 出発直前では対応が難しい場合がありますので、渡航予定が決まり次第、専門外来へ早めにご相談ください。

PUBLIC SUPPORT

公費・助成制度について

福岡市の予防接種制度は、年度、対象年齢、接種歴、ワクチンの供給状況によって変わることがあります。 公費・助成を利用する場合は、対象者であることの確認、接種券・予診票・案内文書の確認が必要です。

項目 確認したいこと 持参するとよいもの
高齢者肺炎球菌 対象年齢、過去の公費接種歴、肺炎球菌ワクチンの接種歴 福岡市からの案内・予診票、接種済証、マイナンバーカード
帯状疱疹 定期接種・任意接種助成の対象年齢、生ワクチンか組換えワクチンか、2回接種のスケジュール 福岡市からの案内、過去の接種記録、マイナンバーカード
インフルエンザ 接種時期、年齢、自治体制度、在庫状況 マイナンバーカード、自治体からの案内がある場合はその書類
HPV 対象年齢、接種回数、過去に何回接種したか 母子健康手帳、接種済証、自治体からの案内
MR・風しん 風しん抗体検査結果、妊娠希望の有無、接種歴、助成対象かどうか 抗体検査結果、接種記録、福岡市の案内、マイナンバーカード

費用について

公費・助成対象となる場合の自己負担額は、年度や制度により変わります。 また、対象外の場合は任意接種となり、費用が異なります。 最新の費用や対象条件は、接種前に必ずご確認ください。

VISIT FLOW

接種までの流れ

電話または診療時にご相談

ワクチンの種類、接種希望時期、在庫状況、接種券や予診票の有無を確認します。 取り寄せが必要な場合があるため、原則としてお電話でお問い合わせください。 定期通院中の方は、診療時にあわせてご相談いただくことも可能です。

接種歴・対象制度の確認

過去の接種歴、自治体からの案内、抗体検査結果、持病、内服薬、アレルギー歴などを確認します。

診察・接種可否の判断

当日の体調、発熱の有無、急性疾患の有無、過去の副反応歴などを確認し、接種可能か判断します。

接種後の注意説明

接種部位の痛み、発熱、倦怠感などが出ることがあります。接種後に気になる症状がある場合はご相談ください。

BEFORE VACCINATION

接種前に確認したいこと

体調

発熱や急な体調不良がある場合

接種当日に発熱がある場合や、急性疾患にかかっている場合は、接種を延期することがあります。 体調に不安がある場合は、受付時にお申し出ください。

副反応歴

過去に強い副反応があった場合

以前の予防接種で強いアレルギー反応、発熱、全身の発疹などがあった方は、必ず事前にお知らせください。

免疫状態

免疫抑制治療中・抗がん剤治療中の方

生ワクチンが使用できない場合があります。治療中の病院がある方は、主治医の方針や紹介状が必要になることがあります。

妊娠

妊娠中・妊娠の可能性がある方

接種できるワクチンと接種できないワクチンがあります。妊娠中または妊娠の可能性がある方は、必ず事前にご相談ください。

当日の持ち物

マイナンバーカード、自治体からの接種券・予診票・案内文書、接種済証、母子健康手帳、抗体検査結果、お薬手帳など、 対象確認に必要なものをご持参ください。

FAQ

よくあるご質問

Q.ワクチンはネット予約できますか?
ワクチンは在庫確認や取り寄せが必要な場合があるため、原則として電話予約をお願いしています。 定期通院中の方は、診療の際にあわせてご相談・ご予約いただくことも可能です。
Q.予約なしで当日接種できますか?
ワクチンの種類や在庫状況によります。取り寄せが必要なものもあるため、原則として事前にお電話でお問い合わせください。
Q.福岡市から案内が届いたら接種できますか?
対象年齢、接種期間、過去の接種歴、当日の体調などを確認したうえで接種を判断します。案内文書や予診票が届いている場合はご持参ください。
Q.肺炎球菌ワクチンを過去に受けたか分かりません。
接種済証や自治体の記録を確認できる場合があります。過去の公費接種歴によって助成対象が変わるため、不明な場合は事前にご相談ください。
Q.帯状疱疹ワクチンはどちらを選べばよいですか?
生ワクチンと組換えワクチンでは、接種回数、接種方法、予防効果、副反応、免疫状態による制限が異なります。年齢、持病、希望、費用助成の対象かどうかを確認して相談します。
Q.MRワクチンや風しん抗体検査は相談できますか?
はい。妊娠を希望される方やその周囲の方、風しん抗体価が低い方などでは、抗体検査結果や助成制度を確認してご案内します。
Q.RSVワクチンは接種できますか?
成人のRSVワクチンは、高齢者や慢性呼吸器疾患など重症化リスクのある方で検討されることがあります。妊婦さんに対するRSVワクチンについては、産科でのご相談をおすすめします。
Q.海外渡航前のワクチンやマラリア予防薬には対応していますか?
当院では、黄熱、A型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎菌ワクチンなどの海外渡航に関連した専門的な予防接種や、 マラリア予防内服を含む渡航外来には対応していません。 渡航前のご相談は、九州大学病院 グローバル感染症センター 渡航外来、または福岡県済生会福岡総合病院 渡航ワクチン外来などへご相談ください。
MESSAGE

院長より

予防接種は、単に「流行しているから受ける」というものではなく、 年齢、持病、接種歴、生活背景を踏まえて選ぶ医療です。 とくに呼吸器疾患をお持ちの方では、感染症をきっかけに咳や息切れが長引き、 生活の質が大きく低下することがあります。

当院では、呼吸器専門医・総合内科専門医・感染症専門医として、日常診療の中で接種の必要性を整理し、 無理のない形で予防につなげることを大切にしています。 自治体から案内が届いた方、接種歴が分からない方、どのワクチンを受けるべきか迷う方もご相談ください。

RESERVATION

予防接種をご希望の方へ

ワクチンは種類により、在庫確認や取り寄せが必要です。 接種をご希望の方は、原則としてお電話でお問い合わせください。 定期通院中の方は、診療の際にあわせてご相談・ご予約いただくことも可能です。 自治体からの案内文書、予診票、接種券、抗体検査結果、接種済証などがある場合はご持参ください。

参考資料