RSV VACCINE / RESPIRATORY CARE

RSVワクチンのご案内

RSウイルス感染症は、乳幼児だけでなく、高齢の方や慢性呼吸器疾患・心疾患などの基礎疾患がある成人でも重症化することがある呼吸器感染症です。
COPD、喘息、間質性肺炎、心疾患、糖尿病、慢性腎臓病などがある方では、肺炎や気管支炎をきっかけに体調が大きく崩れることがあります。

大神内科クリニックでは、成人向けRSVワクチンについて、年齢、基礎疾患、接種の目的、費用、在庫状況を確認しながらご相談を承ります。
当院で現時点で接種実績があるRSVワクチンは、アレックスビーです。

福岡市早良区高取、藤崎駅・西新駅周辺で成人向けRSVワクチンをご希望の方はご相談ください。

高齢者・基礎疾患のある方で検討

RSVは高齢者や慢性呼吸器疾患・慢性心疾患などがある方で重症化しやすい呼吸器感染症です。

当院ではアレックスビーの接種実績

当院で現時点で接種実績があるRSVワクチンは、成人向けRSVワクチンのアレックスビーです。

妊婦さんへの接種は対応外

妊婦さんへのRSV母子免疫ワクチン接種は当院では対応していません。産科・分娩施設でご相談ください。

RSVワクチンは、すべての呼吸器感染症を防ぐものではありません。RSウイルスによる下気道感染症や重症化を防ぐ目的で検討するワクチンです。

ワクチンは在庫確認や取り寄せが必要な場合があります。接種をご希望の方は、原則としてお電話でお問い合わせください。

RSウイルスとは

RSウイルスは、発熱、鼻水、咳、喘鳴、気管支炎、肺炎などを起こす呼吸器ウイルスです。
乳幼児の感染症として知られていますが、成人でも感染し、特に高齢者や基礎疾患のある方では重症化することがあります。

成人では、かぜのような症状で軽快することもありますが、咳が長引く、喘息やCOPDが悪化する、肺炎を起こす、入院が必要になる、といった経過をとることがあります。

  • RSウイルスは小児だけでなく成人にも感染します
  • 高齢者では下気道感染症や肺炎の原因となることがあります
  • 慢性呼吸器疾患や心疾患などがある方では重症化に注意が必要です
  • 成人のRSV感染症では、治療は対症療法が中心になります

成人・高齢者で問題になるRSV感染症

RSウイルス感染症は、高齢者や慢性呼吸器疾患・慢性心疾患などの基礎疾患がある成人で、インフルエンザと同程度の重症化リスクがあると報告されています。
とくにCOPD、喘息、間質性肺炎などの呼吸器疾患がある方では、感染をきっかけに咳や息切れが悪化することがあります。

RSV感染症には、インフルエンザやCOVID-19のように成人外来で一般的に使用される抗ウイルス薬がありません。
そのため、重症化リスクのある方では、ワクチンによる予防を検討する意義があります。

高齢者で重症化に注意

年齢が上がると、肺炎、入院、全身状態の悪化につながることがあります。

呼吸器疾患の悪化

COPD、喘息、間質性肺炎などがある方では、RSV感染をきっかけに呼吸状態が悪化することがあります。

予防という選択肢

重症化リスクがある方では、年齢や基礎疾患を確認したうえでワクチン接種を検討します。

成人向けRSVワクチンについて

成人向けRSVワクチンは、RSウイルスによる感染症や下気道感染症の予防を目的として接種するワクチンです。
日本では、60歳以上の方、または50歳以上でRSV感染症が重症化するリスクが高いと考えられる方が接種対象となるワクチンがあります。

当院では、成人向けRSVワクチンとしてアレックスビーの接種実績があります。
接種をご希望の場合は、年齢、基礎疾患、現在の治療内容、過去のワクチン接種歴、費用、在庫状況を確認します。

  • 成人向けRSVワクチンは任意接種です
  • 60歳以上の方で検討されます
  • 50歳以上で重症化リスクが高い方でも検討されることがあります
  • ワクチンの在庫確認や取り寄せが必要な場合があります

アレックスビーについて

アレックスビーは、RSウイルスによる感染症の予防を目的とした組換えRSウイルスワクチンです。
60歳以上の方、または50歳以上でRSウイルス感染症が重症化するリスクが高いと考えられる方に、1回0.5mLを筋肉内に接種します。

当院では、現時点でRSVワクチンとしてアレックスビーの接種実績があります。
接種の可否は、年齢、基礎疾患、現在の治療内容、当日の体調を確認したうえで判断します。

接種対象

60歳以上の方、または50歳以上でRSV感染症が重症化するリスクが高いと考えられる方が対象です。

接種方法

1回0.5mLを筋肉内に接種します。接種回数や再接種については、今後の知見や添付文書、診療上の判断を踏まえて考えます。

50歳以上で重症化リスクが高いと考えられる方の例

  • 慢性肺疾患がある方
  • 慢性心血管疾患がある方
  • 慢性腎臓病または慢性肝疾患がある方
  • 糖尿病がある方
  • 神経疾患または神経筋疾患がある方
  • 肥満がある方
  • その他、医師が接種を必要と判断する方

妊婦さんへのRSVワクチン接種について

妊婦さんへのRSVワクチンは、出生後の乳児のRSウイルスによる下気道感染症を予防することを目的とした「母子免疫ワクチン」として行われます。
この目的で使用されるワクチンはアブリスボです。

アレックスビーは、母子免疫ワクチンとして用いることはできません。
当院では、妊婦さんへのRSV母子免疫ワクチン接種には対応していません。

妊娠中のRSVワクチン接種をご希望の方は、妊婦健診を受けている産科・分娩施設、または自治体の案内に沿ってご相談ください。
妊娠週数、妊娠経過、分娩予定施設との連携が重要です。

このような方はご相談ください

RSVワクチンは、すべての成人に一律に必要というよりも、年齢や基礎疾患、重症化リスクを踏まえて検討するワクチンです。
呼吸器疾患で通院中の方、高齢で肺炎や気管支炎を起こすと体調を崩しやすい方は、ご相談ください。

60歳以上の方

RSV感染症による下気道感染症や重症化予防を目的として、接種を検討できます。

慢性呼吸器疾患がある方

COPD、喘息、間質性肺炎などがある方では、感染をきっかけに呼吸状態が悪化することがあります。

心疾患・糖尿病などがある方

心疾患、糖尿病、慢性腎臓病などがある方では、RSV感染症による全身状態の悪化に注意が必要です。

肺炎や気管支炎を繰り返す方

感染症のたびに咳、息切れ、発熱が長引く方では、予防接種の選択肢を整理します。

接種前に確認したいこと

RSVワクチン接種後には、接種部位の痛み、腫れ、赤み、頭痛、筋肉痛、疲労感などがみられることがあります。
また、まれに強いアレルギー反応などに注意が必要です。

以下に該当する方は事前にお知らせください

  • 発熱している、または重い急性疾患にかかっている
  • 過去に予防接種でアナフィラキシーを起こしたことがある
  • 予防接種後2日以内に発熱や全身の発疹などが出たことがある
  • けいれんを起こしたことがある
  • 心臓、腎臓、肝臓、血液疾患などの基礎疾患がある
  • 免疫不全と診断されている、または免疫抑制治療中である
  • 血小板減少症、凝固障害がある、または抗凝固療法中である
  • 妊娠中、妊娠の可能性がある

アレックスビーは筋肉内に接種するワクチンです。
血小板減少症、凝固障害、抗凝固薬を使用中の方では、接種後の出血や皮下出血に注意して接種を判断します。

接種までの流れ

1

電話または診療時に相談

RSVワクチンを希望される場合は、原則としてお電話でお問い合わせください。年齢、基礎疾患、接種目的を確認します。

2

接種対象・リスクの確認

60歳以上か、または50歳以上で重症化リスクが高いかを確認します。現在の病気や治療内容も確認します。

3

ワクチンの在庫確認

当院ではアレックスビーの接種実績があります。在庫確認や取り寄せが必要な場合があります。

4

診察後に接種

当日の体調、発熱の有無、過去の副反応歴を確認したうえで、筋肉内に接種します。

当日の持ち物

  • マイナンバーカード
  • お薬手帳
  • 現在治療中の病気や治療内容が分かるもの
  • 過去のワクチン接種歴が分かるもの
  • 抗凝固薬、免疫抑制薬、生物学的製剤、抗がん剤などを使用中の方は治療内容が分かる資料

RSVワクチンは任意接種です。
費用、接種対象、在庫状況は事前にご確認ください。

よくあるご質問

Q.RSVワクチンは誰でも接種した方がよいですか?

すべての成人に一律に必要というよりも、年齢や基礎疾患、重症化リスクを踏まえて検討するワクチンです。
60歳以上の方、または50歳以上でRSV感染症が重症化するリスクが高い方では、接種を検討できます。

Q.当院ではどのRSVワクチンを接種していますか?

当院で現時点で接種実績があるRSVワクチンは、アレックスビーです。
在庫状況や取り寄せの可否は、事前にお電話でご確認ください。

Q.妊婦でもRSVワクチンを接種できますか?

当院では、妊婦さんへのRSV母子免疫ワクチン接種には対応していません。
妊娠中の接種については、妊婦健診を受けている産科・分娩施設、または自治体の案内に沿ってご相談ください。

Q.アレックスビーは妊婦への母子免疫ワクチンとして使えますか?

使えません。妊婦さんへの母子免疫ワクチンとして使用されるのはアブリスボです。
アレックスビーは母子免疫ワクチンとして用いることはできません。

Q.COPDや喘息がある場合は接種した方がよいですか?

COPD、喘息、間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患がある方では、RSV感染をきっかけに呼吸状態が悪化することがあります。
年齢、病状、現在の治療内容を確認したうえで、接種を検討します。

Q.RSVワクチンは公費助成がありますか?

成人向けRSVワクチンは、原則として任意接種です。
自治体制度は変更される可能性があるため、接種時点での制度や費用を確認します。

Q.予約なしで当日接種できますか?

RSVワクチンは在庫確認や取り寄せが必要な場合があります。
接種をご希望の方は、原則としてお電話でお問い合わせください。

院長より

RSVは、子どもの感染症という印象が強い一方で、高齢者や慢性呼吸器疾患を持つ成人にとっても重要な呼吸器感染症です。
COPD、喘息、間質性肺炎などで通院中の方では、RSV感染をきっかけに咳や息切れが悪化し、回復に時間がかかることがあります。

当院では、呼吸器専門医・感染症専門医として、成人向けRSVワクチンについて、年齢、呼吸器疾患、心疾患、糖尿病などの基礎疾患を踏まえてご相談を承ります。
現時点で当院に接種実績があるRSVワクチンはアレックスビーです。

なお、妊婦さんへのRSV母子免疫ワクチン接種は当院では対応していません。
妊娠中の接種については、妊婦健診を受けている産科・分娩施設でご相談ください。

RSV VACCINE

RSVワクチンをご希望の方へ

RSVワクチンは、高齢の方や慢性呼吸器疾患などの基礎疾患がある方で検討されるワクチンです。
年齢、基礎疾患、現在の治療内容、お薬手帳などを確認しながらご案内します。

当院で現時点で接種実績があるRSVワクチンはアレックスビーです。ワクチンの在庫確認や取り寄せが必要な場合がありますので、原則としてお電話でお問い合わせください。