当院ではチャンピックスという飲み薬を用いた、5回通院がセットとなる禁煙外来を行っています

健康保険で禁煙治療を受けるために、以下の一定の要件が必要です

(以前の禁煙外来で、残念ながら失敗した方は1年以上経過していたら大丈夫です)

①簡単なスクリーニングテスト(5点以上)

②ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上
(年齢が34歳以下ではこの要件はありません)
③直ちに禁煙したいと思っている
④医師から受けた禁煙治療の説明に文書で同意する

費用は5回の通院、3割負担で2万円程度です
決して安くはないですが、タバコの費用と比較してみましょう

40歳以上くらいからの方はそろそろ、COPD(慢性閉塞性肺疾患、いわゆるタバコ病)の兆しが出ている事も目立ちます
タバコが原因で一度壊れてしまった肺は残念ながら治りません。禁煙は絶対必要で、症状が出ている時はお薬も必要かもしれません

特に女性では、お肌の老化が加速します。喫煙女性は、ひと目でほぼそれと判るほど、お肌は雄弁です

勿論癌(肺だけではなく)、血管系疾患のリスクも増大します

総合内科専門医、呼吸器専門医の立場から、このようなリスクに関しても適切な診断、治療を心がけます

将来に後悔のないよう、禁煙外来を受診しましょう

通院スケジュール一例

禁煙外来の流れ